「英会話スクールに通えば、英語が話せるようになる。」
私も以前はそう思っていました。
もちろん、英会話は英語力を伸ばすためにとても大切です。
でも、英会話だけで英語が話せるようになるかというと、私は少し違うと考えています。
今日はその理由をお話ししたいと思います。
英会話で話せないのは、あなたのせいではありません
英会話レッスンで、
「何を話せばいいか分からない。」
「先生の質問には答えられるけれど、自分から話せない。」
そんな経験はありませんか?
実は、これは珍しいことではありません。
なぜなら、話すための”材料”がまだ足りていないからです。
英会話はアウトプットの場です
私は現在、英語学習者をサポートする仕事をしていますが、多くの方を見ていて感じることがあります。
それは、
アウトプットできる量は、インプットした量に左右される
ということです。
よく「インプットした内容の1割程度しかアウトプットできない」と言われます。
つまり、話す力を伸ばしたいなら、
まずは話すための材料を増やす必要があります。
フレーズだけでは応用が難しい理由
もちろん、英会話でよく使うフレーズを覚えることは大切です。
私自身もたくさん覚えてきました。
でも、そのフレーズだけで会話を続けるのは難しいと感じています。
なぜなら、会話では毎回まったく同じ場面が訪れるわけではないからです。
少し状況が変わるだけで、
「どう言えばいいんだろう。」
と止まってしまいます。
私自身も、丸暗記したフレーズだけでは限界を感じた一人でした。
英語には「組み立てる力」が必要
私が英語学習で大きく変わったきっかけは、5文型を学んだことでした。
英語には基本となる型があります。
その型を理解すると、
単語を入れ替えながら自分で英文を作れるようになります。
これは、料理で言えばレシピを覚えるのではなく、料理の基本を知るようなものです。
応用が利くようになるので、新しい場面でも対応しやすくなります。
私がおすすめする学習の順番
とはいえ、英語を始めたばかりの方に、
「まず文法を全部勉強しましょう。」
とは言いません。
それでは英語が嫌いになってしまうかもしれないからです。
私がおすすめしているのは、
まずは代表的なフレーズを使って、「話せた!」という成功体験を作ること。
そして少し慣れてきたら、
語彙や文法、5文型などの基礎を学び、
自分で英文を組み立てる力を育てていきます。
その土台ができたら、
英会話でどんどんアウトプットする。
この順番の方が、遠回りのように見えて実は近道だと考えています。
伸びる人には共通点があります
現在、多くの英語学習者をサポートする中で感じることがあります。
英語が伸びる人には共通点があります。
それは、
学んだことを必ずアウトプットしていること。
そして、
英語学習が生活の一部になっていること。
毎日何時間も勉強する必要はありません。
大切なのは、
「学ぶ」
↓
「使う」
↓
「振り返る」
このサイクルを繰り返すことです。
最後に
英会話は、とても素晴らしい学習方法です。
だからこそ、私は「英会話を始める前の準備」も大切にしてほしいと思っています。
話すための土台ができると、英会話はもっと楽しくなります。
そして、英語学習も続けやすくなります。
焦らず、一歩ずつ。
英語を「覚える」だけでなく、「組み立てる力」も育てながら、自分らしい英語を身につけていきましょう。

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