どうしたの?浮かない顔してるわね・・・
そうなの!実は娘の英語の授業がついにスタート・・・
でも、わたし、全く英語覚えてないの!
どうしよう・・・
大丈夫!一緒に解決しよう♪
ところで、娘さんから質問とかあったの?
うん。
今日は、” am ” ってどういう意味なの?って聞かれたの。
でも、” am ” って、そう言えば意味なんてあるのかな?
って私も分からなくって・・・・
そうだよね・・・確かに” am ” には意味はないのよ。
だから、答えられなくて当然だよ。
ただ、” am ” には、意味はないけど、役割はあるのよ!
えっ?!意味はないけど役割があるって?
もうすでに、意味がわからない・・・
ゴメン、ゴメン!
混同させちゃったね。
じゃあ、ちょっと今から説明するから、
一緒に勉強してみよう!
いったん分かってしまえば、カンタンだから
気楽に学びましょ♪
気楽に!いいね!!
カンタンな説明でおねがいしまーす。
まずは小学生がbe動詞につまづく理由から!
まず、小学生が英語につまづく理由がいくつかあります。
それが何なのか?を理解して、
つまずかないように、先回りしておきましょう。
つまづく理由 その1 文法用語が難しすぎる
be動詞・一般動詞・名詞・形容詞などの文法用語を
たくさん使うと、語学の楽しさが薄れ、勉強色が強くなります。
そのため、英語アレルギーを発症しやすいです。
文法用語を使う場面では、できるだけ
用語を使わず、用語の働きや役割について、
説明してあげましょう。
例えば、” 名詞 = 人やモノの名前 ” を指します。
なので「 ここには名詞が入る 」と言うのではなく、
「ここには人・モノの名前が入る」など、
噛み砕いた言葉で説明してあげましょう。
文法用語を簡単に説明すると・・・
- 名詞・・・人やモノの名前
- be動詞・・算数でいう、イコールマーク(=)のはたらきをするもの
- 一般動詞・・人やモノの動き(アクション)
- 形容詞・・人やモノの状態や様子をあらわす単語
- 修飾語・・文章の補足説明をするときに付け足すもの
- 主語・・・その文の主人公
- 関係代名詞・・関係代名詞の1つ前にある単語について、もっと詳しく説明したいときに使うもの
- 比較級・・・何かと比べるときに使う
つまづく理由 その2 be動詞の使いかたが分からない
be動詞を使うときは、” ある人やモノの状態について説明したいとき ” です。
例えば、
「あなたは明るい」
「母は忙しい」
「私は学生だ」
「今日は暖かい」
などは、何かの説明をしていますね。
これを英語にすると、
「あなたは明るい」・・・You are cheerful.
「母は忙しい」・・・・My mother is busy.
「私は学生だ」・・・・I am a student.
「今日は暖かい」・・・It is warm today.
というように、am / is / are といった
be動詞が使われています。
be動詞と一般動詞のちがいは?
be動詞は、状況説明の際に使われますが、
一般動詞は、状態というよりも、
” 動作(アクション) ” に
焦点が当たっています。
例えば、
「母は洗濯をした」・・・My mother did laundry.
「父は毎朝走る」・・・・My father runs every morning.
「私は毎晩10時に寝る」・・・I sleep at 10:00 p.m. every night.
「今朝わたしはコケてしまった」・・・I fell down this morning.
上記の例文は、洗濯をする・走る
寝る・コケるといった動作に
焦点があたります。
なので、発音をするときも
動作をあらわす一般動詞は
強調して発音されます。
つまり、be動詞を使って説明するより、
一般動詞は動きにフォーカスされるので、
臨場感がある文章になります。
いっぽう、be動詞を使うと
平たく、シンプルな感じです。
例えば、
【 be動詞を使った文 】
My father is an office worker.
( 私の父は会社員です )
【 一般動詞を使った文 】
My father works for a company.
( 私の父は会社で働いています )
この2つの文を比べてみると、
やはり一般動詞を使った文の方が
「働く」という実際の動きを
想像するので、be動詞を使うよりも
臨場感があります。
つまづく理由 その3 存在の意味が分からない
am / is / are といった、be動詞は、他の単語と違って
意味をもちません。
強いて言うならば、日本語の「〜です」の「です」の
部分に該当しますが、正式な訳はありません。
なので、「なぜ、am / is / are という単語が
使われるのか?」と混乱してしまいます。
このbe動詞は、役割としては
算数で言うイコールマークと同じです。
これから、具体的に説明をしていきたいと
思います。
では本題! be動詞 ” am ” ・ ” is ” ・” are “とは?
be動詞自体には意味がなくて、算数の ” = (イコールマーク) ” と同じはたらきをします。
be動詞の前にある単語と
後ろにある単語を、イコールでつなぎます。
実際に例文を使って
解説していきます。
イコールマークのはたらきとは?例文を使って確認しましょう
では、例文をあげていきます。
I’m Aya.
わたし = あやとなります。
日本語では「わたしはあやです」と訳されます。
I’m sleepy.
わたし = 眠い となります。
日本語に訳すと、「わたしは眠たいです」
となります。
I’m in 3rd grade.
わたし = 3年生 となります。
日本語だと、「わたしは3年生です」
となります。
You’re right.
あなた = 正しい となります。
日本語だと、「そのとおり!」
となります。
You’re welcome. なら、
(welcome=喜んで受け入れられるという意味)
あなた = 喜んで受け入れられる となります。
それから派生して、「どういたしまして」
と訳されるようになりました。
She’s my wife.
彼女 = 妻 となります。
日本語では「彼女は妻です」と訳されます。
He’s on the bus.
彼 = バスのなか となります。
日本語では「彼はバスに乗っています」
と訳されます。
It’s cold today.
それ = 寒い となります。
この It は、” The weather (天気)” のことです。
ただ、毎回 The weather is cold today.と
言うのは大変です。
このように、よく使うフレーズで、
It を使っても通じるものは、It を使います。
ちなみに、日本語では
「今日は寒い」と訳されます。
It’s 10:00 o’clock.
それ = 10時 となります。
この It は、” The time (時間)” のことです。
ただ、これも毎回 The time is 〜.と
言うのは大変です。
ですので、省略して It が
使われます。
ちなみに、日本語では
「10時です」と訳されます。
進行形も = イコールマークで説明OK
am / is / areといったbe動詞のうしろに、
〜ing という単語が続いていたら、
「 進行形(〜している最中です)」
という意味になります。
このときのbe動詞も、
イコールマークとして説明できます。
このことを詳しく解説していきます。
進行形とは?
be動詞の後ろに続く、〜ing は「〜している最中です」という意味で、その動作を今も引き続きやっていますよ!
ということを伝えたいときに使います。
進行形を使った例文
I’m running.
わたしは走っている最中です。
わたし = running ( 走っている最中 )
She’s crying.
彼女は泣いている最中です。
彼女 = crying ( 泣いている最中 )
It’s raining.
雨が降っている。
天気 = raining ( 雨が降っている最中 )
受動態も = イコールマークで説明OK
am / is / areといったbe動詞のうしろに、
〜ed という単語が続いていたら、
「 受動態(〜された)」
という意味になります。
このときのbe動詞も、
イコールマークとして説明できます。
このことを詳しく解説していきます。
受動態とは?
be動詞に〜edという形が続くとき、” 受動態 ” と呼ばれるものになります。
” 〜ed ” は「〜された」という意味になります。
実際に例文をあげて、説明していきます。
受動態を使った例文
I’m tired.
わたしは疲れています。
わたし = tired ( 疲れさせられた状態 )
何か原因があることで、人は疲れます。
なので、その原因によって
疲れさせられる・・というイメージです。
I’m bored.
わたしは退屈しています。
わたし = bored ( 退屈されられた状態 )
tireと同様に、boreも何か原因があって
退屈させられる・・というふうに
考えます。
I’m surprised.
わたしは驚いている。
わたし = surprised ( 驚かされた状態 )
こちらも、何か原因があって
人は驚きますので、その原因によって
驚かされた・・というニュアンスです。
受動態と似ている形のものに、” 過去形 ” があります。
過去形とは、過去に起こった出来事だということを
表す単語で、「〜した」と訳されます。
過去形は talked ( 話した )・cooked ( 料理をした ) など、動詞にedがつきます。
受動態との違いですが、
過去形には ” am ” のような
be動詞はくっつきません。
未来形も = イコールマークで説明OK
「〜する予定だ」のように、未来にすることを
表現するときは、be動詞 + going to を使いますが、
こちらのbe動詞も、” イコールマーク ” と同じ働きをします。
未来形とは?
将来にする行動について、表現するときに使います。
例えば、「明日病院に行く予定です」のように、
将来する予定のことを表現したいとき、英語では
be動詞 + going to を使います。
be動詞 + going to は、将来する予定の行動(動詞)の前にくっつけて、その行動が将来行われることであることを伝えます。
例文で言えば、病院に行く行為は将来の行動です。
このような場合に使われます。
そして、be動詞 + going to のbe動詞の部分には、主語に合わせて使います。
I (わたし) なら am going to
You (あなた)や、そのほか複数あるものが主語なら are going to
He (彼)・She (彼女)・It (それ)が主語なら is going to
となります。
そして、to のうしろに、将来とる行動(動詞)
を入れます。
それでは、例文を見ながら解説していきます。
未来形を使った例文
( 例 1 ) I’m going to go to the hospital. (病院に行く予定です)
この、going to の部分を1つ1つ分解すると・・・
・be動詞 + going ( 進行形 → 向かっている最中 )
・to( 〜の方向へ )
という意味になります。
この例文で言うと、go (行く)という方向へと
動いていっている最中、ということから、
「病院に行く予定」と訳されます。
( 例 2 ) She’s going to visit Kyoto. (彼女は京都を訪れる予定です)
こちらの例文も、
彼女 = is going to 〜 ( 〜の方向に向かっている最中 )
ということから、"訪問する方向で動いていっている最中 "つまり、「京都を訪問する予定」という意味になります。
[ 理解度チェック ] QUIZ コーナー
問題 1 これはどのような意味でしょうか?
問題 2 これはどのような意味でしょうか?
問題 3 これはどのような意味でしょうか?
まとめ
am is are が出てきたら、
「何かの説明をするんだな!」というふうに
考えましょう。
そして、am is are というbe動詞は
イコールマークの役割があります。
am is are を見つけたら、
イコールマークに書き換えてみると
分かりやすいです。
be動詞が分からなくなったら、
またこのブログを読んでみてくださいね。
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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