【 小学生のこどもに教える 】大人のやり直し英文法 ②

Lisa

ねぇ、ママ!
今日は「ありがとう」の英語の言い方を習ったよ♪

Apilo

そっかー!ありがとうって大切な言葉だよね。
ちなみに、英語では何って言うか覚えてる?

Lisa

Thank you.
でしょ? よく聞くから、バッチリ覚えてるよ!

Apilo

じゃあ、Thank you.(ありがとう)って、リサが言われたら、
リサは何と言って返事をすればいいと思う?

Lisa

えっ? 何だろう?
確かに日本語でも、「ありがとう」って言われたら
「いいよ」とか返事するもんね。

それが英語でもあるってこと?

Apilo

そうなの!英語でも「どういたしまして!」っていう言葉があるの。
これは、” Thank you! ” って言われた時に、使うフレーズだよ。

Lisa

へぇー!そうなんだ。
ちなみに、その「どういたしまして!」は
英語で何というの?

Apilo

” You’re welcome! ” というの。
もともとは、You are welcome. なんだけど、
You are が省略されて、You’re になったものだよ。

Lisa

そういえば、学校で
” You = あなた ” という意味だと習ったことがあったな。
でも、are と welcome って何だろう?

Apilo

welcome は、「喜んで受け入れる」っていう意味だよ。
つまり「あなたのためなら、快く受け入れてやりますよ」っていう
意味合いから、「どういたしまして」となったの。

そして、are は、前回学習した am と同じく、
算数のイコールマーク( = ) と同じはたらきをするのよ。

Lisa

そっかー! am も are も同じはたらきをするんだね。

Apilo

その通り!
am → I ( わたし )
are → You ( あなた )
というふうに、くっつくものが違うだけで、
使い方は同じだよ♪

目次

” You’re welcome. ” から学ぶ英文法

まず、” You’re” というのは、” You are ” が省略されたものです。

これは、前回のブログに書いた I am → I’m となるのと同じで、
よく使うフレーズで、長いものは省略される傾向があります。

日本語でも「携帯電話」を「携帯」って言いますよね?
そんな感じです!

そして ” are ” についてですが、
are 自体には意味がなくて、算数の ” = (イコールマーク) ” と同じはたらきをします。

これは、” am ” と同じです。

are も = ( イコールマーク ) と同じ役割がある

” are ” も 、算数でよく使う、= ( イコールマーク ) と同じ役割があります。

例文をみてみましょう。
You’re the best. なら、あなた = 最高 となります。
日本語では「あなた最高!」と訳されます。

You’re nice. なら、あなた = いい人 となります。
日本語に訳すと、「あなたはいい人ね!」
となります。

You’re my best friend. なら、あなた = わたしの親友 となります。
日本語だと、「あなたはわたしの親友です」
となります。

ポイント
are は = ( イコールマーク ) と同じはたらきをする

[ 使ってみよう! ] You’ re 〜. からはじまる褒めことば

You’re sweet.
あなたは優しいわね。
あなた = sweet
この sweet は、「心が優しい」という意味で使われます。
女性がよく使うフレーズです。


You’re cheerful.
あなたは明るいわね。
わたし = cheerful
チアリーダーも、この cheer ( 励ます )に由来し、
励ます人たちを引っ張るリーダーという意味です。
cheerful は、元気いっぱいで明るい人に
かける褒め言葉です。


You’re smart.
あなたは賢いですね。
あなた = smart
大人に対しても使えますが、
賢いお子様にぜひ・・・!


You’re awesome.
あなたは素晴らしいわ。
あなた = awesome
日本語に訳すると、大げさな感じで
使うのに勇気がいりますが、
海外では頻繁に耳にするフレーズです。

You’re a life saver.
あなたのおかげで助かりました。
あなた = a life saver
ライフセーバー=命を救う人
自分を危機から救ってくれた人
助けてくれた人にかけるフレーズです。


[ 応用編 ] You’re 〜. からはじまるフレーズ

いわゆる「 進行形(〜している)」「 受動態 (〜された 」といったものも、=(イコール)として考えることができます。

難しく考えずに、あくまで ” are ” はイコールマークとして扱います。

いわゆる進行形の考えかた

〜ing は「 〜している 」という意味なので、
「 あなた=〜している 」となります。

You’re lying.
あなたはウソをついている
あなた = lying ( ウソをついている )


You’re doing the right thing.
あなたは正しい選択をしている
あなた = doing the right thing. (正しいことをしている )
「 正しいことをしている 」という意味から派生して
「 正しい選択をしている 」という意味もあります。


You’re burning up.
あなたは今、高熱がある
あなた = burning up ( 燃え上がる )
燃え上がるように熱くなっている、という
意味が派生して、「高熱がある」という
意味になります。

” are ” にくっついている ” 〜 ing ” とは
「今〜している」という進行中であることをさします

いわゆる受動態の考えかた

〜ed ” は「 〜された 」という意味なので、
「 あなた = 〜された 」となります。

You’re gifted.
あなたには才能があります
あなた = gifted ( ギフトを与えられた状態 )
ここでのギフト(贈り物)とは、
「才能」を指します。

このことから「才能を与えられた」
つまり「才能がある」という意味になります。

You’re talented.
あなたには才能があります
あなた = talented ( 才能を与えられた状態 )
giftedとの違いは、giftedは天から与えられた
才能のニュアンスがあり、
talentedは努力をして得た才能の
意味があります。

You’re dehydrated
あなたは脱水状態です
あなた = dehydrated ( 水が抜かれた状態 )
水が抜かれた状態=脱水状態
となります。

受動態と似ているものに、「過去形」があります。
過去形は played ( 遊んだ )・opened ( 開けた ) など、動詞にedがつきます。

ただ、受動態と違い、過去形には ” are ” はつきません。

受動態と過去形のちがい
are がある → 受動態 ( 〜された )
are がない → 過去形 ( 〜した )

[ 理解度チェック ] QUIZ コーナー

問題 1 これはどのような意味でしょうか?

問題 2 これはどのような意味でしょうか?

問題 3 これはどのような意味でしょうか?

まとめ

今回は、「 are は = イコールマークとして考えよう 」ということについてお話ししました。

英語も理屈がわかったら、それを応用して自分で文章を作れるようになります。
「なぜそうなるのか?」が理解できると、頭の中の記憶にも残りやすいです。

このように、少しずつですが「英語の仕組み」について
書いていきたいと思います。

では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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