【 2-3歳児の英語教育 】無料でできる!カンタン!おうち英語学習法

「早期に英語を習わせてあげたい」
「楽しく英語に触れさせてあげたい」
そう願うご父兄は、たくさんいらっしゃると思います。

わたし自身、2歳の子供を持つ母親として、
願わくば、「英語を好きになってほしい」とか
「英語を話せたら、世界が広がるだろうな」という
思いを抱いています。

ただ、英会話教室に通わせるのは、
この年齢だと結構大変だったりします。


まず、時間どうりに行くのにも一苦労ですし、
この年齢だと集中力がもって20分くらいでしょうか・・・

また、無理やり通わせて英語が嫌いになられても、
本末転倒
です。

ですので、まずお手軽に「おうちで簡単にできる英語学習法」についてご紹介します。


これだと、通い続ける義務もないので、親子でリラックスして英語に触れることができます。

日頃からの親子のコミュニケーションの一環として、ぜひ取り入れてみてくださいね!

目次

2-3歳児の成長の特徴と、効果的に学ぶポイント

2-3歳児の大きな特徴として、
・身体能力が飛躍的に伸びる
・言葉を発し、2語を使って話しはじめる

など、1歳までは見て取れなかった、大きな変化と成長を遂げていきます。

例えば身体能力で言うと、今までは歩くのが精一杯だったのが、
・「行きたい」と思ったところに行けるようになる
・走ることができる
・手先が器用になる

など、数えはじめたらキリがありません。

言葉の面で言うと、
・2語で少しずつ話し始める
・よく使う単語を声に出して言うことができる
・以前発していた言葉が、より鮮明になる

などです。

まさに、今まで見たこと・聞いたこと・学んだことをアウトプットし始める年齢です。

また、2-3歳までは「脳の臨界期」
と言われており、
聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚などの
感覚刺激を、最も吸収しやすい年齢と言われています。

ですので、手先や体全体を使った学習法を
取り入れ、あらゆる五感を刺激することで、
脳も活性化します。

ぜひ、この成長目まぐるしい年齢のときに、
五感を使った楽しい英語学習をスタートしましょう!

2-3歳児が学ぶ、オススメの英語の内容

2-3歳児のお子さんが楽しく英語を学ぶには
「難しすぎないこと!」「シンプルであること」
がポイントです。


その方が集中して楽しく取り組めます。

では、具体的に2-3歳児のお子さんが、
無理なく学べる学習内容を挙げていきます。

  • アルファベットのA-Zまでの学習
  • 数字
  • 食べ物の名前
  • 体のパーツ
  • 野菜・果物の名前
  • 動物
  • 身の回りのもの(靴・服・靴下など)
  • あいさつ
    ( Good morning. Hello. Good night.など)

これらを、いろんな学習法を使って
何度もリピートします。


そうすることで、頭に入っていきます。

エンピツが持てるお子さんは、
アルファベットをなぞる練習もぜひトライしてみてください。


アルファベットをトレース(なぞる)ことで、
集中力も身につきます!

手先を使った英語学習法

では、手先を使ったアクティビティを紹介いたします。
遊び感覚でやってみると、繰り返して取り組んでくれます。

お子さまが嫌がるときは、無理強いをせずに、
違うアクティビティにトライしてみてくださいね。

カードゲームや本を使って、手先だけでなく目や耳も使う!


このような、視覚的にも楽しい本やカードは、
英語学習にもってこい
です。

絵や写真を見ながら、指さしして単語を覚えたり、
単語を覚えたら、単語あてクイズもできます。


カードなら、絵合わせという遊びもプラスされます。

例えば動物の本だったら、
「これは日本語ではイヌ、英語ではDogだね!」など、
繰り返し言っていると、子供は自然と
日本語と英語の名前の両方を覚えます。

実際に2歳の娘も、
「Dogはどれ?」と聞くと、
犬の絵を指さします。

ここでは、発音のことは気にせずに、
お子さんとのコミュニケーションを図ることに
重点をおきます。


そうすると、また本やカードを持ってきて、
遊んでもらおうとします。

まずは英語を好きになってもらうキッカケができれば十分です。

発音に関しても、子供は正しい音を聞けば、
正しい音で発するようになります
のでご心配なく!

ちなみに、上記で紹介した本とカードは
DAISOのものです。


DISOの本のすごいところは、
日本語と英語が併記されているところです。

本に関しては、「どうぶつ」以外のシリーズでは
「のりもの」「海のいきもの」などありますが、
いずれも日本語と英語が併記されています。
これらの本は、英語の読み方も記載されています。

100円で、これだけ学ばせてもらったら、
申し分なし!です。

指差しアルファベット

決してDAISOの回し者ではありませんが、
とにかくDAISOには英語学習に使えるものが
多く販売されています。

こちらのアルファベットチャートもその1つ。
これは隠れているところにお湯をかけると、
文字が出てくるタイプのものですが、
普通に防水タイプのアルファベットチャート
であれば、なんでもOK!

お風呂の中で、
ABCの文字を指さししながら歌ったり、
英単語を覚えたりできます。

もちろん、お風呂以外の場所でも遊べます。


単語を覚えてきたら、英単語を言って、
どこにその単語があるか見つけてもらいます。

カルタみたいに、
親子で単語探し競争をしても盛り上がります!

指を使って、
アルファベットをなぞってみるのもアリです。

折り紙を使った英語学習

折り紙で遊びながら、
英語の色を覚えるのも楽しいです!

「黒はBlack」「白はWhite」「赤はRed」など、
最初はメジャーな色からスタートします。


何回か繰り返して頭に入ったら、
「Blackの色がみはどーれだ?」という風に、
クイズ形式で遊んでみます。

いきなり” Which is black? ” (どれが黒色?)
” What’s this color?”(これは何色?)など、
フレーズを使わなくて大丈夫です。

ここでは、「日本語と英語がある」という認識と、
「英語に親しみを持ってもらう」ことがポイントです。

無理やり覚えさせたりせず、
遊びの中に自然と英語を入れていきます。

そうすれば、お家の外で” Black ” や” Red “という
単語を聞いた時に、ピンと結びつきます。


英語を教えるというよりは、
英語の土台を作っている、
というスタンスでいきましょう!

体を使った英語学習

体を使った遊びは、
集中して長時間取り組みやすくなります。

2-3歳児のお子さまが体を動かすことは、
英語学習以外にも大きなメリットがあります。


文部科学省のサイトによると、

幼児期において、遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身に付けるだけでなく、心肺機能や骨形成にも寄与するなど、生涯にわたって健康を維持したり、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送るための基盤づくりとなることから、以下のような様々な効果が期待できる。

文部科学省 幼児期運動指針

というふうに、
健康な体づくりや心の健康にも効果が期待できる
としています。

ですので、体を動かしながら英語を学習するのは、
まさに一石二鳥!


ぜひ、お子さんと体を楽しく動かしながら、
英語に触れていきましょう。


風船を使った英語学習

どこでも手軽に購入できる風船を使って、
英語の色や数字に慣れ親しんでいきましょう!

風船集めゲーム

風船を入れるボックス、
または大きいサイズのビニール袋を用意します。

「Redの風船をココに入れてね!」など、
ボールを運んでもらいます。


無事に指定した色を入れられたら、
ミッションクリア!です。


3歳くらいになると「10秒以内に」など、
条件を加えると盛り上がります。

また、ボックスや袋にできるだけ
多くの風船を入れてもらい、
何個入っているかを英語で
数える遊びもあります。

他には、風船に数字を書いて、
数字を覚えるのも楽しいです。


風船を使って数字を学ぶのは、
遊び心満点の方法です!

階段登りで数を数える

シンプルですが、
手っ取り早く、
分かりやすく教えられます。

階段を登るたびに、
” One, Two, Three, Four, ” と言っていれば、
自然と子供の耳に残ります。


10段まで数えられたら、ぜひ褒めてあげましょう!

木や植物の葉っぱを使った英語学習

公園など外に行った時、
落ち葉などを利用して、
葉っぱの枚数を数えます。

例えば「葉っぱを何枚か拾ってきてね!」といって、
葉っぱを集めてもらい、それを並べて数を数えます。


何枚あるか当てるゲームにしてもいいですし、
逆に集めてもらう葉っぱの枚数を
指定してもいいですね。

また、秋になると赤や黄色といった
葉っぱがたくさん落ちています。


葉っぱを使って、色を学ぶのも楽しいです。

自然の中で学ぶことは、
お子さまにとっても楽しく、開放的な時間です。


親子のリフレッシュも兼ねて、
ぜひ自然環境の中でも、
学びを取り入れてみましょう。

YOUTUBE動画で体を動かしながら英語学習

YOUTUBEでは、英語の正しい発音を
学んでもらうことができます。


親子で動画を見る時間を決めて、
正しい発音を聞きながら
英語に触れていきましょう。

下記は親子で見るのにオススメの動画です。

大人気のココメロン!
クオリティーの高い動画で、
大人も見ていて楽しいです。

この動画では、体を動かしながら、
頭・目・耳などの体のパーツが学べます。

我が家の娘は、この曲が流れるたびに一緒に踊っています。

こちらは、英語での自己紹介の仕方を学べる動画です。

こちらの動画では、色を学べます。
ノリの良い歌に合わせて、
一緒に踊りながら学びましょう!

五感をフル活用した英語学習

人間の五感である、
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚が最も敏感なのが、
2-3歳児のお子さまです。


この時期に、英語を学ぶことで、
五感を刺激して、脳を活性化してあげましょう。

一緒にスーパーに買い物に行く

お野菜や果物は、
ほとんどのスーパーで取り扱われています。


店頭に並ぶ商品を指差しながら、
”Appleだね” とか、” これはcarrot” など、
カタコトで良いので、英語に触れさせてあげましょう。

買ってきたお野菜や果物は、
「これはAppleだったね!」など復習しながら、
手で触ってみたり、匂いを嗅いでみたりしましょう。

大人でも同じですが、
五感を刺激する覚え方の方が、
記憶に残りやすいです。

手間はかかりますが、
お買い物に行った際に余裕があれば、
ぜひトライしてみてください。

一緒に料理をする

お子さまと一緒に料理をするのも、
五感を刺激する学習方法です。

例えば、カレーを作るなら「Carrot を持ってきて」など、
下準備のお手伝いを一緒にしてもらうと良いと思います。


冷蔵庫から、いろんな野菜や果物を出してもらうときに、「これは何だっけ?」と聞くのもOK!

ただし、いきなり難しすぎる指示や質問は、
お子さんのやる気を削ぐ可能性があります。


例えば、
” Take some carrots. ” (ニンジンを取って)などの
文による指示は、
英語をある程度学んできたお子さんでなければ、
チンプンカンプンです。

よく分からないことばかり言われるのは、
正直、大人でもストレスです。

初めは、単語を教えるくらいでいきましょう。

公園などの植物に触れる

例えば、公園に咲いているお花を見て、
色を学びながらお花の匂いを嗅いだりするのも、
記憶に残りやすい学習方法です。

いろんな種類のお花に触れて、
色の学習だけでなく花びらの枚数を数えてみたり、
どんな種類のお花が咲いているか学習してみたり・・

親子で自然に触れ合いながら、
英語に触れてみましょう。

主要なお花の名前

  • たんぽぽ dandelion ダンデライオン
  • コスモス cosmos  コスモス
  • チューリップ tulip  テューリップ
  • Cherry blossom チェリーブロッソム
  • パンジー pansy  パンジー

まとめ

いかがだったでしょうか?

英語教室に通わせなくても、
おうちで英語学習は、意外とカンタンにできます。

身近にあるものを使って、ゲーム感覚で
「英語って楽しい」という感覚や、
「英語って何?」という興味をどんどん
引き出してあげてくださいね!

特別な英語力が必要なわけではなく、
必要なのは、親子のコミュニケーションです。

コミュニケーションという暖かい感覚から
学んだものは、お子さんの「好き!」を
引き出してくれます。

「英語を教える」ではなく、
「一緒に英語を楽しむ」ことを大切に、
楽しい時間をお過ごしくださいね!

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