サイト運営「あぴろ」プロフィール
<経歴>
- 大学1年生の時、初めて1ヶ月間海外で過ごす(アメリカでのホームステイ)
- 本格的に留学したい!という夢が捨てられず、社会人を経て27歳で再留学(アメリカのコミュニティカレッジを無事卒業)
- 帰国後はインターナショナルスクールにて、多国籍のスタッフ達と共に8年間勤務
- 夏季休暇を利用して、フィジー・カナダ(2回)の短期留学
- 結婚を機にインターナショナルスクールを退職、英語の講師として大人と子供を対象としたクラスを開講する
- 出産を機に、英語講師の経験をもとにした英語教材を制作し始める
- 英検準一級・TESOL(英語教授法)取得
あぴろストーリー
ここからは、わたしの人生をおっぴろげていきます!
長いですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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幼少期―中学生時代
2人姉妹の長女に生まれる。
しっかりもののキャラクターのはずが、妹よりも抜けているという残念な長女(笑)
そして勉強は苦手だけど、スポーツは大好き!
典型的な体育会系の女子でした。
初めて海外からきた少年に出会ったのは小学校4年生のとき。
ブルーの透き通るような瞳に心が奪われました。
ただでさえ、人見知りが激しかったわたし。
そして当然ながら英語なんて話せるはずもなく、、、
結局一言も交わさないまま、そのイケメン少年とサヨナラします。
でも、この時から漠然と海外に対して興味と憧れがでてきました。
そして中学に入り、英語がスタート!
人生で初めて英語を学び始めます。
英語の学習方法は、単語を覚えたり、1文を丸暗記する形でなんとかテストをしのいでいきます。
基本的には全部丸暗記して、テストはなんとか平均点超え
「英語は暗記すればなんとかなる」という感覚で、高校に進学します。
ちなみに、話はそれますが、中学生の時に初失恋。
お相手の男の子は、アメリカ帰りの帰国子女に恋してしまったのです。
その女の子の耳にはピアス、そしてアメリカの空気漂う堂々とした喋り方、、、。
以後、
やたらと海外生活に憧れを感じるようになり
「自分も海外に行って、垢抜けてやる!」
と、心に誓ったのはこの頃です(笑)
高校時代
地元の県立高校に進学。
この頃から、英語だけでなく全ての科目で勉強についていけなくなります。
丸暗記でなんとなくしのいでいた英語も、もはや暗記では手に追えなくなり、
学習方法が見えなくなったわたしは、英語が嫌いになっていきました。
そんな高校時代に、クラスメイトが1年間ニュージーランドに行くことになりました。
1年後に帰国した彼女は、やはり中学時代の帰国子女とおなじく、自分に自信を持っていて、輝いて見えました。
その頃のわたしは、完全に勉強についていけなくなり、なんの取り柄もない女子高生でした。
海外への憧れは強くなるものの、英語を勉強するわけでもなく、また留学に踏み切るわけでもなく、将来の夢が見えないまま高校を卒業します。
大学時代
京都の外国語大学を目指すも、学力が及ばずに断念。
1浪する勇気や気力もなかったので、地元の大学に進学します。
学部は法学部、、まったく興味が湧かない分野だったので、大学生活は苦痛そのものでした。
ダラダラと過ごしていた大学3年に差し掛かった頃、
「大学生活で、何か1つ成し遂げた!といえるものをしたい」と
思うようになります。
そこで思いついたのが、短期留学。
もともと憧れが心の奥底に眠っていたこと、そしてたまたま大学の掲示板に留学生の募集が張り出されていたのがきっかけでした。
そこからはバイトをフルで入るように配慮してもらい、3ヶ月で30万を稼ぎ、短期留学の費用に充てました。
当時の時給は720円ほどだったので、結構ハードな生活でした。
そんなこんなで、初めての短期留学、人生初の大冒険です!
今までの憧れが現実になると思うと、ワクワクが止まらない。
そして「絶対キレイになって帰ってくるぞ」って思っていました(笑)
初の留学は惨敗
期待が膨らみに膨らんだ初の海外生活。
アメリカの大きな道路、豊かな自然、見るもの全てが新鮮で、
「アメリカってすごい!ここに来てよかった」と、足を踏み入れた瞬間に思いました。
ホストファミリーも、子供が三人いる素敵な家族!
興奮状態で家に入ります。
ただ、ここから雲行きが怪しくなります。
“―――――?”
えっ?
小心者のわたしは、学習したはずだった” Pardon?“さえ言えずに、縮こまります。
“―――――?”
わたし、困り顔、、、ホストファミリーも困り顔、、子供達は不安顔、、、、。
あー!どうしよう!!
わたし、英語が話せないまま来ちゃったんだ!!
ここで、ようやく我に返ります。
これまで、「英語はノリでなんとかなるでしょ?」なんて
浅はかな考えだった私。
社交的なキャラクターならともかく、人と話すのが苦手なわたしが
そんなノリで一ヶ月もやっていけるはずがない・・
というか、今家に踏み入れた瞬間でさえ、もうどうしていいかわからない・・
これが一ヶ月も続くの・・?
そう思うと、急に不安が襲ってきました。
せっかく素敵なファミリーなのに、いきなり困らせてるし・・・
と、とにかくここから先の一ヶ月は散々たるものでした。
とりあえず、朝起きたら“Good morning”のあいさつを交わし、
朝食を超特急で食べたら” Thank you” を言い残し、家をダッシュで飛び出します。
語学学校に着いたら、友達になった日本人の友人とペチャクチャおしゃべり。
そして、語学学校が終わってもダラダラと帰宅時間を伸ばし、夕方にようやく帰宅。
それからは、見よう見まねで料理のお手伝い、庭の芝刈りなんかをやって、
まるでリアクション芸人かのように、すべてをリアクションと変顔で乗り切りました。
「情けない!!」「悔しい!!」
こんな思いが交差します。
ホストファミリーはとても優しく、どんな時でも笑顔で話しかけてくれました。
子供達も人懐っこくて、英語が喋れないわたしを遊びに誘ってくれます。
そのホストファミリーの優しさが余計に胸を痛くする・・・
わたしは何もできないな・・・
とにかく、ネガティブ思考だったわたし。
だけど、帰国が近づくにつれて「このままではいけない!絶対に感謝の気持ちを伝えるぞ」という思いが湧いてきました。
帰国までの数日間は、深夜までひたすらに英語を覚えます。
とくに「感謝を伝えるフレーズ」なんかは、重点的に練習しました。
そして帰国する日
ホストファミリーから、英語のお手紙とチョコレートボックス、音楽のCD、お料理のレシピ、マネキュアなど、たくさんのプレゼントとハグをもらいました。
最後の最後で、重点的に練習した感謝の気持ちフレーズをここぞとばかりに使いまくります。
きっと気持ちは伝わったと思います。
だけど、わたしの中では完全に不完全燃焼です。
言いたいこと、本当の自分の気持ちは全く伝えられずに、
ただただ、参考書のフレーズを多用しただけだったから。
このときほど、自分の言葉で自分の気持ちを伝えたい
と思ったことはありませんでした。
社会人
ほろ苦い留学経験のあと、またしてもダラダラとした大学生活に戻ります。
そして、大学を卒業して就職します。
挫折と自己嫌悪
就職先は空港の国際線。
チェックインなどを担当していました。
ただ、ここで発生したのが「わたしの英語力問題」
国際線だから、英語話せるんでしょ?というイメージとは裏腹に
大学の短期留学から帰国後は、英語にほとんど触れていなかったので、
英語力はほぼ0でした。
国際線なので、英語を使う機会も多々あります。
ただ、英語が話せなかったので、お客さまや外国籍のクルーから
「なぜ英語が話せないの?」とお叱りを受けたのは1度や2度にとどまりません。
それに、業務内容について英語記載のものがあったりするのですが、
私は全く理解できず、結果業務に支障が出たり、、、。
社会人になってからは、笑えない失敗が多くなり、
英語の重要性を痛いほど痛感しました。
そして社会人4年目、同僚が新しい業務を任されるのを横目に、
いつまでもうだつの上がらない自分。
会社の役に立てていない自分にも嫌気がさしていたし、
そろそろそんな自分と訣別したいと思い始めました。
そんな時に、会社の同期と2週間の休みをとって、海外旅行へ行くことになりました。
行き先はハワイとインドネシア。
そこで、ポンと弾けたように昔の記憶が蘇ります。
「そう言えば、アメリカに行った時は英語ができなくて大変だったな」
とか
「帰国したら、英語教室に通おうって思っていたな」
とか、過去の記憶が蘇ります。
そして、ふと思ったのです。
まだ一度も、何かに全力で取り組んで結果を出したことってないな、、、。
今がそれができる時なんじゃないか?と。
幸か不幸か、仕事がうまくいっていなかったこともあり、
あっさりと退職を決断できました。
再び留学を目指して
それからは、留学資金を貯めるために仕事にも全力投球。
それと同時に英語教室にも通いました。
行き先はアメリカのコミュニティーカレッジ(日本でいう短大や専門学校に近い感じです)
当然、入学試験にパスしないといけないので、英語の勉強は必須。
必死で頑張りました。
でも、ここで壁にぶち当たります。
「あれっ?これ昨日勉強したばっかりなのに、、何だったかな?」
こんな感じで、英語のフレーズを覚えては忘れる、、の繰り返しのループにはまったのです。
すぐに忘れるんじゃ、英語の勉強をしている意味がないじゃない!
そう思って、何度も復習しては覚える、、、を繰り返すのですが、
結局1週間もすれば忘れます。
そこからは、英語の学習法をあさりまくります。
リスニングがいいと聞けば、好きな映画を何度も聞いてリスニングをしてみる。
シャドイングがいいと聞けば、聞いたフレーズを真似して言ってみる。
フォニックスがいいと聞けば、フォニックスを勉強してみる。
でも、私には全く効果がなく、入試試験に届くレベルに到達できないまま、時間だけが過ぎていきます。
このままだとヤバいな、、、。会社を辞めても行く場所がないなんて、どうしよう、、、、。
そんなとき、ある一冊の本に出会います。
5文型との出会い
それは、英語の5文型を学んで英語力を伸ばす!という内容の本でした。
正直、文法は苦手で嫌いだったし、何の役にも立たないだろうと思って、
ずっとスルーしていました。
だけど、わたしは何としても試験に受からないといけない!
そう思うと、なぜかその本を買って家に帰っていました。
ほんの少しの期待を胸に、1ページ目から読みます。
そこには、文法が実は英語を簡単にさせてくれる、大事なツールだと書かれてあります。
読み進めると、5文型という文法は、決して難しいものでも、堅苦しいものでもなく、
実は英語の土台づくりに欠かせないものだと理解していきました。
それからは、5文型にフォーカスして英語学習をすすめると、
苦手だった、英語フレーズの丸暗記からも卒業できたし、
何より、入試試験だったエッセイや質疑応答のスコアも伸び、
無事に入試試験に合格することができました。
ここに、わたしが5文型にこだわったレッスンをする理由があります。
とにかく、念願のアメリカにようやく旅立つ日がきました。
アメリカ留学時代
アメリカへは、日本の大学の単位を移行できたので、正味1年半程度の留学期間で卒業することができました。
学校の授業は、正直ついていくのに必死で、何度キツくて泣いたか分かりません。
だけど、5文型の基礎があったおかげで、自分のいいたいことを、しっかりと英文にして伝えることができました。
以前のように、テンプレのような言葉ではないので、相手もしっかりと私の話に
耳を傾けてくれるようになりました。
そして、日本についての質問なんかも、英語で伝えることができ、
初めて異文化交流をしている実感を持てました。
アメリカでの1年半は、あっという間に過ぎ、ついに帰国の日を迎えます。
帰国後
帰国後は、インターナショナルスクールにて事務職員として勤務することになりました。
いろいろな国から来た先生たちと共に、約8年間働くなかで痛感したのが、
「自分の気持ちをしっかりと相手に伝えること」
それは、既存のテンプレのようなフレーズではうまく伝わりません。
しっかりと自分の言葉で伝える力、つまり英作文を作る力が必要です。
もともとアメリカの入試試験のためにはじめた5文型の勉強が、ここでも大いに役立ちました。
結婚、そして英語講師へ
結婚を機に、約8年間勤めたインターナショナルスクールを退社します。
そして、心機一転「英語の講師」として活動をスタートさせました。
ここでのレッスンでも、5文型を取り入れたものです。
英語のフレーズもインプットしつつ、5文型の解説をしていました。
すると、とある生徒さんから
「英会話を楽しみにきたのであって、5文型を習いたいのではない」
というご意見をいただきました。
その生徒さんのおっしゃることは、ごもっともなのです。
英会話を楽しみたい!
それは、まさに全ての英語学習者の方も同じ気持ちだと思います。
かくいう私も、過去の自分なら
5文型なんて教えられた日には辞めたくなると思います。
ですが、
楽しい学習を続けても
「あれっ?この前習ったのに、何だったかしら?」
という思いが、きっと湧いてくると思うのです。
せっかくお金をお支払いいたいているのですから、
しっかりと実を結ぶようなレッスンを提供したい。
わたしも、「なんとなく楽しい英会話レッスン」だけを提供することはできませんでした。
その結果、もちろんレッスンをお辞めになる方もいらっしゃいました。
ですが、残ってレッスンを受けてくださる方は、少しずつですが英語力がついてきました。
例えば、わたしのレッスンでは毎回英作文の宿題を出していましたが、
継続された方は、5文型をもとに簡単な英作文から作りはじめ、
最後には自分の力で考えた英文を作れるようになり、
身の回りの出来事なども英文で書けるようになりました。
難しい英文は書けなくても、簡単な文で言いたいことが言えるなら、日常会話では十分通用します。
私の中でも、
5文型はみなさんの英語力の土台作りに欠かせないものだ
という自信が少しずつついてきました。
ただ、「楽しく英会話を学びたい」
この想いを大切にしないといけないとも感じていました。
なので、5文型を土台とした楽しいレッスンの提供というのが
わたしの課題であり、モットーとなりました。
出産を機に
出産を機に、レッスンは現在お休み中です。
ですが、「どのようなレッスンだと、最も楽しく効果的だろうか?」という
思いは常に頭をよぎっていました。
子育てをしながらの、限られた時間。
この時間で、英語学習のサポートができないだろうか?
そんな思いの中、ある1つのことに挑戦してみようという気持ちになりました。
それは、5文型の学習をもっとやさしく噛み砕いて伝えられる本を作ろう!
というものです。
内容は、とてもシンプルなものにしたかったので、
小学校3年生くらいから理解できる本にしました。
英語はたくさんの教材や学習法があります。
ただ、どのような勉強法を取り入れても、イマイチ英語力が
伸びないと悩んでいる、昔のわたしのような方に
ぜひ手に取って読んでいただけたら嬉しいです。
よかったら、ぜひ本も覗いてみてください。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
末筆ながら、みなさんのお子さまも、どんどん夢を叶えて
ワクワクがいっぱいの道を歩まれますことを、心よりお祈りしております。
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