英語の表現には、日常会話ではあまり聞き慣れないけれど、知っておくと便利な言い回しがたくさんあります。そのひとつが 「banner year(バナーイヤー)」。今回はこの表現の意味や由来、実際の使い方などをわかりやすく紹介します。
目次
■ Banner Year の意味
「banner year」 とは、
👉 「非常に成功した年」「記念すべき年」
「実り多い年」
という意味で使われる表現です。
何か大きな成果や成果があった年を振り返る際に、「It was a banner year for our company.
(我が社にとって素晴らしい一年だった)」というように使われます。
■ なぜ「バナー」?
「banner(バナー)」は日本語でも「垂れ幕」や「横断幕」などの意味で使われていますが、英語では象徴的に「目立つ・祝うべき出来事」を指す意味でも使われます。
昔は戦いや祭りなどで勝利や成果を祝って旗やバナーを掲げたことから、「banner」は 特別な年や出来事を象徴する言葉 として使われるようになったのです。
■ 例文で覚える Banner Year
- 2024 was a banner year for electric vehicle sales.
(2024年は電気自動車の売上にとって記念すべき年だった) - After years of struggle, the artist finally had a banner year.
(何年もの苦労の末、そのアーティストにとって遂に飛躍の年となった) - It’s been a banner year for tourism in Japan.
(日本の観光業にとっては素晴らしい年となった)
■ 似た表現との違い
- ✅ breakthrough year:
ブレイクスルーの年(革新的な進展があった年) - ✅ milestone year:
節目の年(記念すべき年) - ✅ bumper year:
豊作の年(農業分野などでの大成功)
これらも似ていますが、「banner year」はより広く、ビジネス、個人のキャリア、スポーツ、経済などさまざまな分野での「大成功の年」に使われます。
■ まとめ
- banner year = 非常に成功した年、実り多い年
- ビジネスや個人の成功を振り返るときにぴったりな表現
- ポジティブな成果を強調したいときに使える便利なフレーズ
あなたの今年が “banner year” になりますように!
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